三重県は近畿地方、東海地方に属している地方公共団体の1つです。県庁所在地は津市で、日本最大の半島として知られている紀伊半島の東側に位置しています。海と山の両方の自然に恵まれている県で、農業・漁業が盛んに行われているほか、観光地も多く存在しています。
愛知県・岐阜県・滋賀県・奈良県・和歌山県・京都府と隣接してる三重県は、大きく分けて、北勢・伊賀・中勢・南勢・東紀州の5エリアに分類されています。三重県は南北に長細い県で、北中部は中京工業地帯に属しており、四日市市を中心に石油化学コンビナートが伊勢湾に沿って建ち並んでいます。逆に南部は山と海に囲まれた自然の宝庫ですが、過疎化が進んでいます。ただ、南部は伊勢神宮・熊野古道・鳥羽水族館・志摩スペイン村…と観光地やレジャー施設も多く、1年を通じて多くの人が訪れており、東海地方屈指の観光県でもあります。
三重県の自然は、鈴鹿山脈・養老山地・台高山脈、英虞湾・的矢湾・五ヶ所湾等のほか、世界遺産の熊野古道や、伊勢志摩国立公園・吉野熊野国立公園・鈴鹿国定公園・室生赤目青山国定公園などの自然公園も多く存在します。
三重県の温泉地は、現在40ヶ所ほど存在しています。源泉数は194本で、そのうち高温源泉数は45本。源泉の総湧出量は49,666リットルで、そのうち自噴による総湧出量は1,382リットルです。特別三重県は温泉地が多いわけではありませんし、源泉の数も多くはないのですが、源泉1本あたりの湧出量は256・0リットルで全国2位を誇っています。三重県の温泉の泉質は、単純泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉・含鉄泉・硫黄泉・放射能泉が主となっています。単純泉には湯の山温泉・榊原温泉・長島温泉・鈴鹿サーキット天然温泉など。塩化物泉は船越温泉・阿児温泉・湯ノ口温泉など。炭酸水素塩泉には浜島温泉・火の谷温泉など。含鉄泉は奥香肌峡温泉。硫黄泉には美杉温泉・有久寺温泉。そして放射能泉には赤目温泉・香落峡温泉がそれぞれ挙げられています。また、三重県の温泉「榊原温泉」は、清少納言の枕草子に登場する温泉「枕草子・三大名泉」の1つに数えられていることでも知られています。
三重県は、伊勢神宮・伊賀上野・熊野古道・二見浦・志摩スペイン村・鳥羽水族館、青山高原・宮川渓谷・鈴鹿サーキット・ナガシマスパーランド・なばなの里…と観光地やレジャー施設が充実しているため、温泉を周辺観光の拠点として利用している方が多いのはもちろんのこと、温泉を目的に訪れる方も多くいらっしゃいます。